今は2冊を読んでいます

1つは小池真理子さんの「瑠璃の海」です。
もう1つは斉藤栄さんの「四国殺人遍路」です。
内容はまったく違う2つです。
小池さんの方は事故で夫を亡くした妻が主人公です。
繊細な文章と女性心理の機微に驚く内容です。
絶対に味わえない女性の心理を ・・・
彼女は鋭くしかもリアルに描いています。
好感の持てるいい作品です。
もう1つの斉藤さんの方は ・・・
四国の知らなかった場所や地理を ・・・
充分に楽しませてくれる佳作です。
ただ登場人物の個性の味が少し乏しく ・・・
比べてみれば ・・・
小池さんの方がしっとりと味わい深いです。
まぁ殺人事件にしっとりを求めるのは無理ですが ・・・
でもそこは描き方ひとつで ・・・
味も香りもある作品になるのではないかと ・・・
シロウトの僕はそう考えます。
斉藤さんに頑張っていただきたいですね(^^)
四国には「大歩危小歩危」という名の場所があります。
それはちょうど四国の真ん中に位置しており ・・・
その中心に軸を立てて回してやれば ・・・
四国がクルクルと回るのではないでしょうか?
今度の作品(斉藤さん)には ・・・
高知県はあまり描かれていないようですが ・・・
僕のパソコンのデスクトップの今の写真は ・・・
坂本竜馬です。
土佐の海岸に立って太平洋を遠望する竜馬!
その時の彼の胸中には何があったのだろう?
おそらく「世界」が見えていたのだろう。
僕も何処かへ行きたいナ(^O^)