「死」とはいったい何か?

僕は自殺未遂の経験があります。
毎日の病苦に堪えられずに ・・・
さる2月9日に ・・・
首をくくりました。
その時の状況を書きたいのですが ・・・
実は ・・・
記憶が何も無いのですよ。
実におかしなことなのですが ・・・
病苦に責めさいなまれて ・・・
こんな苦しみが永遠に続くのなら ・・・
いっそ死のうと考えて ・・・
ガウンの紐を首にくくりつけて ・・・
しかし首を吊る場所が家に無いので ・・・
仕方が無く ・・・
トイレの扉にその紐を挟ませて ・・・
そこまでは覚えています。
そのアトのことは ・・・
まったく記憶が無いのです。
聞いたところによると ・・・
先ず最初に ・・・
家に帰って来た娘が僕の倒れているのを見て ・・・
救急車を呼んだらしいのです。
家内も職場から駆け付けて ・・・
一緒に救急車で「日赤」に運ばれたそうですが ・・・
僕にはまったく記憶が無いのです。
「日赤」で ・・・
手当てを受けて生き返り ・・・
もっとも ・・・
「日赤」では脈拍数も10ほどだったらしいけど ・・・
とにかく ・・・
そこでどのような取り扱いを受けて ・・・
どんな病室に入っていたのかなど ・・・
まったく記憶が無いのです。
・・・ で ・・・
「死」とはいったい何か ・・・ ですが ・・・
どうやら「死」とは ・・・
「自分が無くなる」ことでしょうね。
自分以外の「死」のことは ・・・
まったく考える必要が無いと思います。
そんなことは考えるだけ無駄です。
だって ・・・
1度「三途の川」を渡って来た僕の経験では ・・・
記憶がまったく無いのですからね。
生きていてこそ ・・・
あれこれと考えますが ・・・
しかしそれはまったく無意味なことです。
「死」については ・・・
特に「自分の死」については ・・・
何も考える必要がございません(笑)。
考えなくても ・・・
いつかは必ず「死」はやって来ますしね(笑)。